2007 |
01,27 |
«おつかれ»
珍しくスローペースでしかもすいすいと仕事を片付けることの出来た土曜日。
帰り際には、北海道のおみやげ『いくらとサーモン』まで頂き、意気揚々と定時にバスに乗り帰途に着くことが出来た。
しかし、自分が思っていた以上に一週間の疲れはたまっていたようで、帰りのバスの中で軽く寝てしまい、気づくと終点(終点で降りるので大丈夫なんだけど~)、慌てて、降りて、電車に乗り継ぎ、連絡も珍しく良く、ちょうど来た急行に乗車出来き、スローモーションのように、ドアが閉まっていく瞬間に、紙袋を持っていないことに気づいた。
降りようと思っても、もう、急行。
4駅先まで止まりません。
頭の中では、次にとるべき行動を何度も考えるけど、焦っても、どうしても、着くまで何も出来やしない。
紙袋の中身は、もちろん、『いくらとサーモン』
後日じゃぁ腐ってます。
その日のうちに、なんとしても取り戻さないと。
電車が駅に着き、降りると同時に、反対車線へ走りました。
早く、戻らないと~。
でも、バスもう、出て行ってるやろうなぁ。
でも、発着駅やから、とりあえず、サービスステーションへ~~~
と、はやる心で、バス停へ戻ると・・・土曜日で、サービスステーションは閉まってました。
電話を、電話番号を・・・
なんで、バスの時刻表には、電話が乗ってない!サービスステーションをうろうろしても、定期売り場の電話番号はあるのに、忘れ物はこちらに、とかって、電話番号はどうしてないんだ!
しかも、土日につながらない電話が多いこと。
やっと、見つけた、交通局の電話番号へ電話して、やっと、忘れ物の行方がわかりました。
バスは、30分後くらいに、たまたま、交通局へ回送で戻るようで、30分後にまた電話するように言われて、その時間を待つのはロスだから、交通局へ行って待ちますと告げると、バスに無線で連絡を入れてくれて、紙袋の回収物があることを確認できた。
そこから、交通局へ行くバスのルートを聞き、バスに乗り、交通局へ。
バス停降りたらすぐだと言われたんだけど、土地勘ないから、どこだかわからない。
しばらく、違う方向へ進んでいたようで、うろうろ歩いていたら、回送のバスを発見。
おいかけましたさ。
交通局へ導かれて、事務所へ入って、内容を告げると、紙袋が戻ってきました。
あぁ、帰ったら絶対食べてやると、思いながら、帰りのバスに乗ったよ。
しかし、捕まえられないバスでなくて良かった。
帰って、食べたサーモンといくらの味は絶品で、日本酒と一緒に美味しくいただきました。