2006 |
10,08 |
«のじぎく国体»
今年は高校野球のおかげでやたら目に付く国体です。
普段ならあまり気にしてないのですが、地元だし、やたら目に入るので、これも何かのきっかけよね、と競技観戦してきました。
神戸総合運動公園には、オリックスのスカイマークスタジアムと、ヴィッセル神戸のユニバー競技場がありますが、すっかり国体マスコット『はばたん』色に染められておりました。
しかし、このマスコット、町中のノボリにひっついてて、毎朝嫌でも目にはいるのですが、ここ神戸総合運動公園にいたっては、メイン会場と言う事だけあって?そりゃぁ、どこもかしこも『はばたん』でした。
こんなに金かけてどうする、赤字財政じゃなかったか?と、いらぬ心配までしてしまう・・・
昨日までの不安定な天気とはうってかわって、少々風がきつくはあったけど、いいお天気でした。
秋のイメージ→体育大会→めちゃいい天気→すごい日焼けした~なんて記憶も蘇るいいお天気。
まずは、総合案内所でパンフレットと会場地図をもらうと、(『はばたん』の袋に入れてくれました)今日は、テニスと陸上競技とバスケをやってました。
まずは、テニス場へ向かいます。(自分でも信じられませんが、中学はテニス部だった。)
今でも、見るのは好きです。コートを走り回りたいとは思わないけれど・・・(あぁ、朝がどうしても起きれなくて、罰で運動場ばっかり走らされまくった日々が蘇る~朝連なんておかしいわよね~でも、ここに出場してる人たちって、もっともっと努力してきてるんだよね。)
試合は、準決勝まで来ていたようで、ギャラリーの応援も白熱しておりましたが、テニスの試合は長い。そして今日は暑い。全くひやかし全開の自分らは浮いている。諸々の勝手な理由で、1ゲーム見たら、陸上競技場へ移動しておりました。
しかし、山中にあるだけあって、本当に、丘の頂上に辿りつくのにひいひい言いました。
体力ゼロです。
運動みてる場合じゃなく、やらなくては、体動かさなくては・・・などと、思うこともなく、ただひたすら、ご飯を食べるためだけに、頑張りました。
この丘の向こうに、子供の国という広場があり、得たいの知れない森の先まで続く滑り台があって、すごく心魅かれたのですが、滑り降りた後に、また上らなくてはいけないのかと思うと、怖くて滑れませんでした。
滑り降りてたどり着く先が森の木のせいで、まったく見えなくて、どこまで続くのかさっぱりわからない恐ろしい滑り台でした。(あぁ、楽しそう・・・でも、怖そう)
そして、ユニバー競技場へ。
メイン会場とあって、会場の中央にはオリンピックの聖火のような炬火が燃えておりました。
その周りには、国旗じゃなく、県の旗が。
しかし、スポーツ観戦というものは、単純なものほど面白い。
陸上競技は面白かった。
走るのも、飛ぶのも、投げるのも、シンプルでわかりやすい。
短距離走と、砲丸投げと、走り高跳びと、棒高跳びと、走り幅飛びが行われておりました。
熱中して、結構、はまって見てました。
(→関係ないですが、会場内にも『はばたん』がいっぱいくっつけられております。)
スポーツの秋、堪能した感のある一日となりました。
天気も良くて、楽しかったわ。
『ハンカチ王子』と『愛ちゃん』のおかげで、目と耳についた国体ですが、それがなけりゃ、そして地元開催じゃなけりゃ見に行くこともなかったかと思うと、これも縁てやつね。
こうやって、木にまで、『はばたん』くっつけても、もったいないくらいにしか思えなかったかも。
ちなみに、グッズもたくさん販売しておりました。
出場選手は記念に買ったりするのでしょうか。
選手および関係者の方々がたくさん兵庫県にいらっしゃってくれたおかげで、地元の旅館やホテルは大繁盛だったようで、オリンピックの経済効果をうたう執行委員の声もわからなくはないなと思いました。
そして、国体に選ばれるってのは、本当にすごいことで、同級生でも、国体に出れる選手ってのは、一握りで、やはり人より以上に努力して、優れている人たちであったので、そんな懐かしい同級生のことを思い出し、学生生活のことも思い出しました。
運動能力が人より優れてなかった自分だけど、それだけに、運動能力の優れている人には、ただただあこがれます。